和菓子と一服のお茶

デパ地下なのに、伝統的な和菓子がない!?

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デパ地下は、食料品から和菓子洋菓子まで、何でもそろっていて、見て歩くだけでも楽しいですねー。

そして、贈り物をするとき、デパ地下だと間違いないから安心。

今年の6月ごろだったか、大阪のとある百貨店に和菓子を買いに行きました。
お茶でいただく「干菓子」です。

干菓子というのは、100%お砂糖(和三盆など)でできていて、型で押して作られています。
口に入れると、その優しい甘さに、思わずほっこりしますよ。

季節をあしらったものが多く、こんなに素晴らしい芸術品もあります。

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※こちらは兵庫県竜野市の和菓子屋さんで買いました。
鶴亀に松竹梅。おめでたい意匠ですね。

 

百貨店の地下の和菓子売り場を歩きまわってさがしたんですが、お目当てのもの「干菓子」が見つかりません。

ある和菓子屋さんで、そんなこと聞いても大丈夫かな?とためらいつつ、たずねました。

「お干菓子ってないですか?」

「あー、お干菓子ですね、今、ないんですよ」

えーーーー!?百貨店に干菓子がない?

衝撃の事実でした。

老舗百貨店の中の老舗和菓子屋さんには、昔ながらの干菓子を置いてほしいなと切に願います。

時代の流れと、ひと言ですませてしまうことは簡単だけれど、やっぱり淋しいですね~。

 

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※こちらは神戸の老舗和菓子屋さんで買いました。
箱の大きさは11センチ四方ほど。可愛らしいですね。

 

職人技でもある「干菓子」
世の中に知られて売れないと、職人さんも育たないという悲しいことになっちゃいます。


日本の伝統的な本当に良いものが忘れ去られてしまわないように、私一人でできることは小さいけれど、がんばって、和菓子の魅力を発信していきたいと思います♪

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  • この記事を書いた人
市川弘美

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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