和菓子と一服のお茶

さまざまの ことを思ひ出す 桜かな

更新日:

 

春になると思い出す俳句があります。

 

『さまざまの こと思ひ出す 桜かな』
松尾芭蕉

 

今日は、この俳句にちなんだ和菓子をご紹介しますね。

 

【 さまざま桜 】


公式Webサイトより

固くてほのかに甘い、他にはない独特のお味なんですよ。
ぜひ一度ご賞味くださいませ。
http://www.koubaiya.com/shop/sakura.html#c114

 

この和菓子は、むかしの稽古場で、毎年4月になるとを必ず先生が用意してくださいました。
思い出深いお菓子のひとつです。

茶室に座って、この和菓がひざの前に来ると、俳句とともに、色々なことを思い出させてくれるんです。

 

桜の花の写真を、夫と息子と一緒に撮りに行ったこと。
会社の人と、4月1日に夜桜の花見をしたこと。
5月に信州をドライブしたとき、一本だけひっそりと山の上に咲いていた山桜。
母が田舎から神戸まで来てくれた入学式で、桜が満開で喜んでいたこと。・・・

 

思い出す「さまざまなこと」は一人ひとりちがうけれど、何かに思いを馳せるって、いいですよね。

 

『さまざまの こと思ひ出す 桜かな』

 

あなたは、桜を見て、何を思い出しますか?

 

 

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  • この記事を書いた人
市川弘美

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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