正座はにがてー!というのを、よくお聞きします。
わたしも、最初は5分ともちませんでした。
と話すと、うっそーと言われますが、ホントです。
稽古を重ねるうちに、少しずつ、本当に少しずつ、正座が大丈夫なようになりました。
時間にして、
・稽古は、2時間~3時間
・茶事と呼ばれる正式な茶会だと、4時間以上
正座しています。
実際は、途中で「立ったリ座ったり」が多いんです。
長いあいだ座っていられるポイントは2つです。
・フレアースカート、または膝がかくれるスカート
・姿勢は重心を上に
- フレアースカート、または膝がかくれるスカート
足全体がかくれるフレアのようなスカートで座るとラクですよ(^ ^)v
右に左にと、少し体重移動をさせたりしても、バレないんです。
さいあく、足をくずしても、スカートで隠れて足は見えません。
パンツスタイルは、正座には向かないですね。
一番シビレがきれるのが、デニムジーンズ。
それと、気を付けたいのは、膝丈ほどのタイトスカートです。
正座をしたときに、膝が出てしまうので、おすすめしません。
長すぎず広がりすぎずのスカートが座りやすいです。
- 姿勢は重心を上に
重心を上に、というのは、背筋をスッと伸ばして、上に引っ張られるように座ります。
だらりと、全体重を足の裏にかけて座っていると、しびれてきます。
ちなみに私は、足の親指同士を重ねたりしないで、足の裏はハの字にしてお尻をそのあいだに置きます。
自分のベストポジションを決めておくと、ラクですね。
正座は数稽古で慣れ、と言っても、現代は正座が必要のないライフスタイル。
日々努力するというよりも、そういう環境に身をおく機会をふやすといいと思います。
年末は食事会などが増えます。
和室で座って食事をいただくときは、2つのポイントを押さえておくと、シビレにくくてお酒もグンと美味しくなりそうですね♪