茶道の稽古で身に付くこと

季節を愛でる挨拶「時候が良くなりましたね」

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時候

「時候のご挨拶」というふうに使われますね。
「季節」の代わりに使われる言葉ですね。

季節とともにあるお茶(茶道)では、よく使われます。
例えば、

 

「時候が良くなりましたね」
暑い夏が終わり、涼しくすごしやすくなる時期に。
冬が終わり、2月や3月に春の陽射しを感じるようになる時期に。

 

「時候のものですね」
秋になれば秋を思わせる、春になれば春らしい、その季節にふさわしいお道具が使われているときに、こんなふうに言います。

 

 

暑くもなく寒くもない10月初秋は、まさに「時候が良くなりましたね」にピッタリのとき。

 

明日誰かに会うことがあれば、

「時候が良くなりましたね」
「時候のいいときですね」

と挨拶をしてみてくださいね。

 

自分が発した言葉で、季節感たっぷりに今の季節を、より心地よく感じることができますよ♪

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  • この記事を書いた人
市川弘美

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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