着物の着付けは、習うより慣れ。
はよく言われますよね。
とにかく回数を着て慣れましょう、ということです。
わたしは1カ月に1回くらいしか着ていないので、大きいことは言えませんが。
速く着られるようになるには、慣れに加えて、思いっきりが大切。
・襦袢(じゅばん)の衣文(えもん)の抜き加減
・裾(すそ)の長さ
・白襟の出し加減
・おはしょりの長さ
・帯の模様を出す位置
・帯の高さ
・”たれ”の出す長さ
これらのキメどころを、思い切ってサッと決めてしまうことだと思います。
カンペキにしようとすると、やっぱりこのくらいがイイかなーと迷いが出てきます。
迷っていたり、やり直したりすると、その分時間がかかりますのでね。
着付けが速く上手くいくコツは、慣れプラス決断力でしょう。
キメどころに手を合わせたら、「サッと決める」を意識してみてくださいね。
意識するだけで、実際に速く着られるようになります。