「着物」といえば、、、
あなたも、お母さまのお着物を、受け継がれてお持ちではありませんか?
私は先日、母の着物を着て出かけました。
帯は、私が嫁入りのときのもの。
母の着物を着ると、母が私の年齢だったころを思い出します。
その姿は、すごく奥さんらしくて、とっても母親らしくて、しっかりしていて、地味めだった。
大人で遠い存在。
幼いころに感じたことを、今大人になって言葉にするとこんな感じです。
母親なので、少しひいきめかな。
着物も帯も、私が今来ているよりも、もっともっと地味なものでした。
あれから40年もすぎて、時代が変わり、世の中も、着るものや母親像も、変わりました。
昭和、平成、そして次の時代へ。
ITやAIまで出てきて、ロボットが仕事をする。
母親も女性として、仕事もプライベートも充実させる生き方を選べる。
それでも、「着物」だけは、何も変わらずに目の前にあるから、不思議ですね。
これからは、きっと母の着物を着て出かけることが多くなりそう。
母親の着物を着て出かけると、何だか守られているような、静かな落ち着きをおぼえます。
あなたのタンスにも、お母さまの着物が眠っていませんか?
それを身にまとうと、どんな気持ちになりますか?