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桃の節句の楽しみ方いろいろ

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茶道には、その日の「趣向」(しゅこう)というのがあります。

趣向とは、テーマのようなもので、季節を表すこともあります。

 

先日、茶室でお茶会をしました。

その日の趣向は、桃の節句の「おひなさま」

 

主菓子(おもがし)の名前は「ひなの袖

 

お香を入れておく香合(こうごう)は「ひな香合

 

干菓子は「ひな菓子

 

なんとも可愛らしい趣向となりました。
こういのを、風情があるっていいますね。

 

茶室の中だけではなく、それを準備するときから季節感を楽しむことができるんです。

主菓子はどれにしようかな、
お道具は何を飾ろうかな、って。

これだから、お茶は楽しくてやめられなーい。

 

おうちでも、ひな人形の他に、おひなさまの趣向を何かひとつ、取り入れてみませんか?
この季節、どの和菓子屋さんでも、おひなさまにちなんだ和菓子を置いています。
お店で、どれにしようかなーって見てまわるときから、ワクワク楽しいですよ♪

 

 

 

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  • この記事を書いた人
市川弘美

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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