着物でお出かけ

苦しくない&着崩れない!着物の着付けの、紐の結び方。

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着物を着た直後はいいんだけど、少しずつ苦しくなって、お昼ご飯が食べられない・・・という経験はありませんか?

そんなときは、紐(ひも)を結ぶ強さを工夫してみてくださいね。

紐の結び方のコツは、

 

体に近いほど、ゆるくする。

外がわに行くほど、きつくする。

 

私の場合、紐のたぐいは、見えるものと見えないものと合わせて8本が定数。
帯揚げ、帯〆も含めて、です。

襦袢で、胸紐伊達〆
着物で、腰紐胸紐伊達〆
帯に、帯枕の紐帯揚げ帯〆

着物の腰紐だけは、腰の後ろでキュッと締めるようにして、前でしっかりと結んでおきます。

それ以外は、ゆるめに結んでも大丈夫ですよ。


※手前3本が綿100%の紐、後ろ2本が絹100%の伊達〆。

そして、なんとなく、自分の手加減で、外に行くほどに、きつくするんです。

 

体に近い所を、きつく結んでしまうと、あとから苦しくなりますよね。
すべてをゆるく結ぶと、やっぱり着崩れてしまいます。
外側に行くほどきつくして、ある程度締めると、着崩れを防げますよ。

一番外側の帯〆は、足を踏ん張って、両手でグイとめいっぱい力を入れて、締めて結びます。

帯〆は帯の上から結ぶので、どれだけきつく締めても、お腹が苦しくなることはありませんね^ ^

 

着崩れないようにしようと思うと、どうしても紐をきつく結んでしまう。
時間がたつと苦しくなる。

とお悩みのかた、「内側をゆるめに、外側をきつめに」結んでみてくださいね!

 

この方法だと、食事もいっぱい食べられますよ~♪

 

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  • この記事を書いた人
市川弘美

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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