目で見て楽しい♪和菓子の選び方を、シーン別にご紹介しています。
①お家でおやつに
②親しい友人の来訪には
③外国人に喜ばれる和菓子
④VIPのお客さまには
今回は、④VIPのお客さまをお招きしたときの、和菓子選びです。
目上の方やお世話になった方をお招きするときの和菓子は、いつもより「ランクアップ」させるのがコツです。
どこで何を買うか、どんなお菓子がふさわしいかを見ていきましょう~。
・どこに買いに行く?
デパ地下は、多くの和菓子屋さんが軒をつらね、よりどりみどり選べるのがメリットです。
お気に入りの行きつけの地元の和菓子屋さんがあれば、お店の人に相談するのもいいでしょう。
また、ふだんは行かないけれど、地元の商店街の和菓子専門店に足を運んで、ご当地菓子を選ぶのも、お客様に喜ばれますね。
・何を買う?
できれば、2種類用意するのがおすすめです。
お客様にお好みのものを、選んでいただけるからです。
1つは「生菓子」(なまがし)とよばれる和菓子。
日持ちがしないので、直前に買い求め、その日いらっしゃるお客様のために用意します。
※桜のはなびらの形
※季節限定の栗きんとん。原材料は「栗」のみ。
お店のショウウィンドウに「生菓子」という札を立てて、4~6種類ほど見本を置いています。
それぞれ銘(「めい」名前のこと)が付いていますので、チェックしてくださいね。
生菓子は和菓子屋さんのカオなので、味はおスミ付きなんです。
その日のお客さまのために用意し、ふだんあまり食べる機会が少ない生菓子は、どんなお客さまにも喜ばれますよ。
※こちらのサイトでは、季節の生菓子が掲載されています。見ているだけで楽しいですね~♪
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/namagashi/
もう1つは、おせんべいやお砂糖菓子です。
※季節のお砂糖菓子(干菓子と言います)。
2種類あると、お客様のお好みで選んでいただけますよね。
もしも、あんこは苦手とか、甘いものは控えているというかたは、小さな砂糖菓子1つなら大丈夫という場合もあります。
・値段はいくらくらい?
生菓子は、一つひとつ手作りで、1個300円~400円代のものも。
干菓子は、上の写真の10センチ四方の箱で、600円代くらいからあります。
和菓子は、季節感があり、見た目に美しく、そのうえ銘(名前)が付いています。
話題は豊富に、招いた側も緊張がほどけて、おしゃべりが盛り上がりそうです。
和菓子でほっこりと、お客さまと楽しいひと時をおすごしくださいね♪